4位:井上 暁文/ヒサシヤマモトコーヒー
井上 暁文(いのうえ あきふみ)
一杯のコーヒーを通して、
元気や笑顔、心が豊かになって欲しい―――。
という想いを胸に、
JBrC2025で見事4位に入賞した、
競技常連の実力派バリスタです。
働いてる所:Unir(ウニール)
京都・長岡京にあるスペシャルティコーヒーの名門
Unir(ウニール)のバリスタ。
日本屈指のバリスタが多数在籍しており、オシャレなフードも充実したコーヒーショップ。
〒617-0823
京都府長岡京市今里4-11-1
スペシャルティコーヒー ウニール本店
(本店、長岡天神店、阪急うめだ店、京都 / 一念坂、京都店)
どんな考えでコーヒーを淹れたか
ある日の、お客様からの一言…
今日のコーヒー、すごく美味しかった。
でも…それ以上に、元気が出ました!
この言葉で、
・誰が飲んでも迷いなく感じる、明解な味わい
・心に響く、体験として届けること
この2つが交わるコーヒー体験が、
今回の競技の目標でした。
どんなコーヒー豆を選んだか
井上さんが選んだのは、
コロンビア/ラスフローレス農園
レッドブルボン/ナチュラルプロセス
この豆は、低温発酵と、長時間の乾燥によって、
・華やかなアロマ
・トロピカルフルーツのような酸とスイートネス
が、明快に楽しめます。
焙煎機は3つ使用し、ブレンドしてます。
①IKAWA:明確なフレーバー
(エージング5日目、20%)
②ストロングホールド:甘さ
(エージング8日目、60%)
③リンク:質感を滑らかに
(エージング8日目、20%)
発酵工程は、
・異なる工程を組み合わせた低温発酵
・長時間の乾燥
によって、明快で立体的なフレーバープロファイルが生まれています。
こうした“素材のポテンシャルを最大限引き出す設計”が、
井上さんの味づくりの根幹です。
なんのコーヒー器具を使ったか
Orea(オレア)Z1 ドリップデバイス

このドリップ器具を選んだ理由は主に2つ
①ゼロバイパス構造
・シバリストフィルターとの組み合わせで、理想的な抽出ができた。
・ジューシーなフルーツ感、明るくフレッシュな酸味が引き出せた。
②メロドリップとの親和性
・ 丁寧に整えた粉の層を崩さず抽出できる。
・バランスのいい抽出ができ、酸味を明確にできる。
・クリーンで、心地よいマウスフィールになる。
抽出レシピ
- コーヒー量:12.5g
- 湯量:190g(出来上がり:約150g)
- 水:48ppm(PH7.0)
- 湯温:89℃
注湯と投数(3投)
すべて45秒ごとに分けて注ぐ構成です。
- 1投目:50g
(ローズ、グアバ、メロン、バナナ) - 2投目:70g
(明解なトロピカルフルーツ感) - 3投目:70g
(マンゴーのようなスイートネスを形成)
フレーバー
インテンシティは、ミディアムハイ。
(しっかり飲みごたえのある味わい)
・アロマ:ローズ、グアバ、メロン、バナナ
・フレーバー:ローズ、メロン、バナナ、グアバ、パパイヤ、マンゴー
・アフターテイスト:暖かい時→メロン、グアバの長い余韻。冷めていくと→パパイヤ、マンゴーへ変化。
・アシディティ:マリック。冷めるとシトリックやタータリックも加わり、トロピカルでジューシーな酸へ。
・スイートネス:グアバ、メロン。冷めるほどマンゴーやパパイヤの風味も。
・マウスフィール:スムース。冷めると、ラウンドでクリーミーな質感。
アロマが最高になる64℃のコーヒーをお楽しみください。
優勝:飯髙 亘/サザコーヒー
2位:石井 康雄/LEAVES COFFEE ROASTERS
3位:伊藤 恵未/Barista Map Coffee Roasters
4位:井上 暁文/Unir(ウニール)
5位:西尾 仁美/TAOCA COFFEE
6位:酒田 ちえみ/和珈屋
