猫を飼い始めると、必ずぶつかる問題があります。
それが、「ペット保険、入る?入らない?」という医療費の悩み。
ネットで調べると「絶対に入るべき」「いや不要」と、意見は真っ二つ。
大切な家族のことだから、どうすればいいか悩みますよね。
実際に猫と暮らし、
過去にFIPという病気の医療費を経験した僕の考えはこうです。
(FIPは保険の適応外)
先取り貯蓄をベースにしつつ、リスクの高い『子猫期だけは』保険の併用もアリ!
これが一番バランスが良く、
後悔しない選択だと感じてます。
この記事では、
我が家の失敗談も交えながら、猫のための「リアルな備え方」をわかりやすく紹介します。
猫の医療費、実際いくらかかるの?

まず知っておきたいのが、猫の医療費の現実。
医療費は、下記の2つあります。
・基礎的な予防の医療費
・病気、ケガの医療費
ティピーコペそれぞれ見ましょう♪
基礎的な医療費(保険は効かない)
健康な猫でも、年に1〜2回のワクチンや健康診断、フィラリア(寄生虫)の予防薬で年に数万円かかります。
・健康診断
・予防薬
これは「何もなくても」必ずかかる金額、言わば猫の基礎医療費。
▶フィラリア予防薬を安く買う方法
予防関係には保険が効かないので、
もし保険に入ってても100%自己負担で対応しないといけません。
我が家の基礎医療費
年35,000円
月3,000円
(内訳)
・毎月のフィラリア予防薬:月1,600円
・年1回の5種ワクチン:6,000円
・年1回の定期健診:10,000円
ケガ・病気による医療費(貯蓄か保険)


突発的にかかる医療費…
15歳までを月で割ると、ザックリ月4,000円かな。
突発的に1回の手術で10万円を超えるケースも珍しくありません。
「今すぐ払える?」と聞かれると、ドキッとする方も多いと思います。
有名な「アニコム保険」の統計でみると、猫の年間の診療費は、
・中央値:1.6~11万円(こっちが目安)
・平均値:5~18万円(極端にお金をかけてる人のデータが反映されてる)



10歳あたりから医療費が急激に増える印象ですね。
(猫の10歳:人間換算56歳)
ちなみに我が家では、
迎えて1ヵ月の子猫がFIPという病気にかかり、40万円かかりました。
猫の医療費はかなり高額な事もあるので、保険か貯蓄での備えが必須でしょう。
ペット保険を検討したけど入らなかった理由


我が家がペット保険に入らなかった理由は、以下の4つ。
①保険料が高い
②加入後にかかった慢性疾患は支払われない
③保険の対象外が多い
④1年更新制で、高齢になると更新できない
①保険料が高い
まずは、保険料が高いですね。



ちなみにアニコムのペット保険の場合で、
0才~15才まで保険に入ってたらを計算してみると、
合計で76万円でした。
アニコムどうぶつ健保ふぁみりぃの保険料
| 年齢 | 年払い額 |
|---|---|
| 0歳 | 36,320 |
| 1歳 | 34,590 |
| 2歳 | 34,740 |
| 3歳 | 35,200 |
| 4歳 | 36,520 |
| 5歳 | 37,840 |
| 6歳 | 39,710 |
| 7歳 | 42,120 |
| 8歳 | 45,100 |
| 9歳 | 48,610 |
| 10歳 | 52,600 |
| 11歳 | 57,110 |
| 12歳 | 62,130 |
| 13歳 | 65,140 |
| 14歳 | 66,310 |
| 15歳 | 67,220 |
| トータル | 761,260円 |



当然、年齢が高く医療リスクが高くなるほど保険料も高額になります。だからといって高齢になったら保険に入るのは、保険屋が損をするので当たり前だけど加入を断られます。
保険に入れるのは、7歳までと考えましょう。
②加入後にかかった慢性疾患は支払われない
猫は腎臓病になりやすいです。
腎臓のような慢性疾患にかかった場合、翌年から慢性病だけ対象外になる事も多々あります。
つまり、慢性病に備えて保険に入ってると、結局保険は出なくて痛い目を見ます。
ちなみに「特定疾病不担保特約」という特約がコレです。



何の為に保険に入ってたのか…、これはちょっと納得しにくいですよね。
③保険の対象外になることが意外と多い
保険には、いろんな上限の設定があり、しっかり支払われない。
・1回当たりの保険金の上限がある
・合計での保険金の上限がある
・通院回数の制限
・手術回数の制限
・そもそも、保険の適応外ケースもある
病気にかかったとしても元をとれるかどうか…きっとマイナスでしょう。



要は、いざと言う時でも保険は頼りに出来ないんですよね。
保険は万能ではないので、「条件を理解した上で使うもの」という印象でした。
④1年更新制で、高齢になると更新できない
1番の衝撃はコレ。
ペットの保険は1年更新。
まだ保険屋のリスクが低いうちは簡単に更新できるけど、保険屋のリスクが高くなると、「更新時に条件が厳しくなったり、保険料が大幅に上がる」可能性が高い。
今まで沢山保険料を払ってきて、
これから保険が助かるって時に、一方的に解除される可能性もあるのは、なかなかエグイです。



保険は調べれば調べるほど、あてにできないと痛感しました。
自分で調べるの大事だ~。
やはり貯蓄で備えるべきだと思います。
先取り貯蓄を選んだ理由と具体的なやり方


保険の代わりに僕が選んだのが、先取り貯蓄です。
毎月決まった金額を、猫の医療費として別で積み立てるだけです。
僕の場合、給料が入ったら毎月10,000円を猫専用の口座に自動で振り替えてます。
自動化で意志の力に頼らないのが、「先取り」のポイント。
ちなみにオススメなのが、
d NEO BANK(旧・住信SBIネット銀行)。
口座の中に、10個の小袋(サブ口座:目的別口座)が作れます。
→給与をd NEO BANK
→給料日の翌日指定で、毎月1万円だけ猫口座に自動振り替え



↑こんな感じにすると、猫の医療費を管理しやすいです♪
\便利な銀行なのでメイン口座にもおすすめ/



生活費と小袋を完全に分けれるので、「気づいたら使ってた」を防げるのが最大のメリットです♪
先取り貯蓄のいいところは3つ。
使わなければ、そのまま残る
掛け捨て保険の場合、健康なまま過ごせたら払った保険料はそのまま消えます。
でも貯蓄なら、使わなかった分はそのまま自分のお金として残ります。
用途の自由度が高い
保険だと「この治療は対象外です」と言われることがありますが、貯蓄ならそんな制限はないので、あてにしやすいです。
精神的な安心感がある
「猫のためのお金がちゃんとある」と分かっていると、いざというときに慌てずに済みます。



お金の心配で治療の判断を迷いたくないですからね♪
でも、1歳の子猫の間は保険に入る余地あり


先取り貯蓄派の僕ですが、1歳の子猫の時期までは保険に入る余地があると思ってます。
食欲も好奇心も旺盛な1歳までは、本当に何が起きるか分かりません。だからこそ、この期間だけは保険に入っておく価値は十分あります。
実際に我が家でも子猫を迎えてすぐ、
2連続で誤飲がありました。
夜間にチョコレートパン(猛毒)の誤飲
・猫が夜間にチョコパンを食べた
・夜間病院を探して受診
・¥24,200
・保険の対象だった
毛糸の誤飲
・毛糸を誤飲した疑惑が浮上
・かかりつけに相談
・入院&胃カメラ
・特に問題なく終了
・¥42,900
・保険の対象だった
我が家のケースは、ザラにあるでしょう。
まだ体がしっかりしてないので、骨折などケガの可能性も高いです。
子猫は、
何でも口に入れるし、
どこでも登る。



1歳までの子猫は食欲や好奇心が凄いので、その間は保険に入っててもいいかなと思いました。
保険が向いてる人・貯蓄が向いてる人


ここまで読んで、
「で、結局どっちがいいの?」と思った方もいるかもしれません。
僕の経験を踏まえて整理すると、こんな感じです。
ペット保険が向いてる人
・子猫を迎えたばかりの人(1歳までは事故が多い)
・急な高額出費に対する不安が大きい人
・貯蓄がそもそも苦手な人
出来れば貯蓄で備えるのが良いけど、
こういう人はペット保険の活用も視野に入れましょう。
ペット保険を考えるならアニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」がオススメです♪
・保険証が発行される(保険申請しやすい)
・便検査で腸内年齢や病気のなりやすさが判定できる。
・ちょっと高い分、保障が手厚い(大事)
\1歳までは、アニコム損保/
先取り貯蓄が向いてる人
・コツコツ積み立てるのが得意な人
・保険の補償範囲の制限が気になる人



「両方やる」という選択肢もあります♪
子猫のうちは保険に入りつつ、並行して貯蓄を始める。1歳を過ぎて落ち着いたら、保険を見直して貯蓄メインに切り替える。こういったハイブリッドな方法なら、子猫時代の高いリスクもカバーしつつ、長期的にはお金が手元に残る仕組みが作れます♪
大事なのは、どちらが正解かではなく、「何もしない」を選ばないこと。猫を迎えると決めた日から、備えも一緒にスタートさせましょう。
まとめ:猫のために「備える行動」を今日から


僕は先取り貯蓄派です。
でも、子猫時代は保険に入る選択もアリだと思います。まとまった緊急資金の大切さも身をもって知りました。
(FIP治療で40万円)
お金の備え方に正解はありません。保険でも、貯蓄でも、その両方でもいいです。
(不正解な保険が多いので、それは注意)
大切なのは「何かしら考えて、行動を起こすこと」です。



「まだ何もしていない」という状態が、一番リスク!
猫のために「備える行動」を、今日から始めましょう♪
大切な猫ちゃんが、健康で長生きしてくれることを心から願ってます♪



コメント