キャンプに行くたび、今回は荷物を減らしたいと思うけど、結局ザックはパンパン!
「バーナー用のガス缶、持ちすぎ?」
「でも燃料が足りなくなったら怖い」
なんて事は、ないですか?
そんな人にオススメなのが、アルコールストーブ(通称アルスト)
燃料はガス缶とちがって調整しやすく、シンプルで壊れにくく、とても頼れるバーナーです!
この記事では、キャンパーが“結局コレ!”とたどり着くアルストの魅力をたっぷり紹介します♪

なぜアルストが選ばれるのか?どんな人にピッタリなのか?気になっていた人は、ぜひ参考にしてください♪
アルコールストーブ(アルスト)とは?


アルコールストーブは、コロンと小さく、ニベア缶のような見た目のバーナーです。
使い方もシンプルで、燃料のアルコールをトポトポ注いでライターで火をつけるだけ♪



見た目は地味だけど、通好みのギアで人気のバーナーです♪
アルコールストーブの基本概要


アルコールストーブは、名前のとおり燃料のアルコールを注いで火を点けるシンプルなバーナーです。
気化したアルコールの蒸気に火がつき燃え続けるという、シンプルで理にかなった造りです。
アルコールストーブの歴史と進化


アルコールストーブのルーツは、なんと100年前!
1925年、スウェーデンの老舗ブランド「トランギア」が開発したのが始まりです。
道具の信頼性と静穏性から軍隊で使われ、そのうち登山家に広まっていきました。
基本の形は変わりませんが、素材や燃焼効率が進化してます。
アルコールストーブの特徴


さて!ここからは、アルコールストーブの特徴を
メリット、デメリットで紹介します。
アルコールストーブのメリット
まずはアルコールストーブのメリット。
【軽量&コンパクト】で持ち運びがラク!


アルストは本体も燃料もとても小さく、ガスバーナー以上のコンパクト性があります。
登山やソロキャンプで荷物を軽くしたいときの、強力な選択肢になります。
頑丈で壊れにくく、長く使えるシンプル構造


本体は金属。電気やガス管なんかの複雑な構造もなし!故障も少なく、メンテナンスフリーで使い続けるタフさがあります♪



アルストは信頼性が
バツグンですね♪
燃料の入手も容易で補充しやすい


アルコール燃料は容器に補充できて便利だし、容器のサイズも沢山あるので、毎回容量いっぱい持っていけます♪
(中途半端な量の燃料を持っていかずに済む!)
アルコールはドラッグストアなど何処でも売っすま♪
\こんなの/


静かな燃焼音で優しい炎


アルコールストーブは静かに燃えてくれるので、心地よい雰囲気のまま炎を使えます♪
一方、ガスバーナーは、『“ゴォーッ”』と噴出するガス音が、騒がしいんですよね。



焚き火のように、静かに燃える炎を眺めるのが好きな人には、たまらない魅力です♪
アルコールストーブのデメリット
アルストは魅力がたくさんあるけど、不便な所もあるので「デメリット」として知っておきましょう。
アルストは、風に弱い
アルストは風に弱いので、安定した火を使う為には防風を持っていく必要があります。
\こんなやつ/


\防風付きもあるよ♪/


アルストは、寒さに弱い
気温が低いとアルコールが気化せず、いっとき火を当てて、アルコール表面の温度が上がらないと火が点きません。
(アルコールの引火点:13℃)
ちなみに、IMCOのライターは火口が手から遠く離せるので、着火させやすくてオススメ♪




火力調整が難しい


バルブで簡単に火力を調節できるガスバーナーとは違い、アルストは一度着火したら火力をコントロールしにくいのが難点!
火力調整用のフタを使うと調整できるけど、風防を使うと干渉して使えなくなる!やはり不便!



繊細な火力コントロールは期待しない方がいいです。
火が見えにくいので、事故に注意
アルコールの炎は無色透明に近く、明るい昼間などでは火ついてる?ってなります。



うっかり手をかざして火傷しないように気をつけましょう!
突沸する危険性がある
自作や100均などのアルストを使ってると、まれに「突沸(とっぷつ)」現象で、火をつけた瞬間にボンッ!と、かるい爆発がおきて、火のついたままの燃料が飛び散る危険性があります。
【突沸が起きる流れ】
- タンクに少量の燃料を注ぐ
- 揮発が進み、副室にガスが溜まる
- ガスと空気が絶妙に混ざった状態で点火
- 一気に燃焼が進み、突沸する
【突沸の対策】
- 燃料は容量の2/3以上入れる
- 燃料をいれて1分ほど待って火をつける
この2つで突沸のリスクを減らせます。
特に自作品や安価な製品を使う場合は、突沸の可能性を意識しましょう!
危険な燃料も存在する(燃料用アルコール)


アルコールストーブの燃料は2種類あります。
- エタノール(エチルアルコール)
安全。消毒にも使われる一般的なアルコール - メタノール(メチルアルコール)
安価だけど猛毒。口にすると失明、死亡。
※燃料用アルコールは、メタノールが使われてるので注意!絶対に除菌などで使わないように!!!
ちなみにエタノールが高価なのは、飲用可能=酒税がかかってるからです。一方メタノールは猛毒で飲酒できないため酒税がかからないので安いのです。



私も最初は安いメタノールを使ってたけど、慎重に扱うのがストレスに感じたのでエタノールに変更しました♪


アルコールストーブの種類と選び方


アルコールストーブはどれも似てますが、素材や構造で使い勝手が違うので、それぞれの特徴を参考にしてください♪
素材別の特徴を紹介
【チタン】
- 特徴: 軽くて頑丈。腐食にも強い!
- メリット: 登山やミニマム装備のキャンプに最適。錆びにくく丈夫。
- 注意点: 熱伝導が低く、燃焼効率がやや劣る場合あり。
- おすすめの人: とにかく軽く効率的なバーナーが欲しい人
\エバニューの最高傑作♪/


【真鍮】
- 特徴: 重厚感のある美しさ。
- メリット: 熱を蓄える力の強く、寒くても安定した燃焼。重いので安定してる。
- 注意点: 重量がある。
- おすすめの人: 冬キャンプやバイクキャンプ、無骨ギアが好きな人。
\真鍮といえばトランギア!/


【アルミ】
- 特徴: 圧倒的な軽さと燃焼効率のバランスが良く、扱いやすい。
- メリット: 熱伝導が高く、火が安定しやすい。価格もリーズナブル。
- 注意点: 傷やへこみに弱いので、取り扱いに注意が必要。
- おすすめの人: コスパ重視でとにかく軽いバーナーが欲しい人
\圧倒的な軽さの代表作/


ステンレス製
- 特徴: 頑丈で耐熱・耐久性に優れてる。
- メリット: 長く使えて、ガシガシ使っても安心感がある。
- 注意点: やや重く、持ち運びには不向きな場面も。ちょっと中途半端かも?
人気メーカーとモデルの紹介
ここでは、アウトドア好きの間でも特に人気の高いモデルを、特徴と合わせて比較してみましょう!
トランギア:アルコールバーナー
「アルコールストーブといえばコレ!」という定番モデル、トランギアのアルコールバーナー。
長年にわたって世界中の登山者・キャンパーに愛され続けている、信頼の一台です。
トランギア (Trangia) | アルコールバーナー (TR-B25) |
---|---|
素材 | 真鍮(ブラス) |
重さ | 約110g(フタ込み) |
サイズ | 直径7.5cm × 高さ4.5cm |
燃焼時間 | 約25分〜30分(燃料満タン時) |
特徴 | 圧倒的ロマン |


エバニュー チタンアルコールストーブ
日本ブランドならではの細部まで行き届いた設計が、玄人たちの心をガッチリつかんでるのがエバニューです♪
エバニュー (EVERNEW) | チタンアルコール ストーブ (EBY254) |
---|---|
素材 | チタン |
重さ | 約34g |
サイズ | 直径7.1cm × 高さ4.2cm |
燃焼時間 | 約5〜7分(約30ml使用時) |
特徴 | 超軽量・二次燃焼構造・静音設計 |



ウルトラライト(UL)派にオススメ!
流石の日本製!とにかく軽く、燃焼効率を追求した繊細な造りです♪


\非常に軽く、火力が強いこのセットが大人気/


バーゴ チタニウムトライアドマルチフューエルストーブ
軽さ・頑丈さ・対応力の広さがあるバーゴ。
バーゴ (VARGO) | トライアドマルチ フューエルストーブ (T-305) |
---|---|
素材 | チタン |
重さ | 約30g |
サイズ | 直径約7cm × 高さ3.2cm |
燃焼時間 | 約5〜7分(燃料量による) |
対応燃料 | アルコール・固形燃料・ジェル燃料 |
特徴 | ゴトクが折り畳めてコンパクト収納 |



燃焼効率が悪くて扱いにくいけど、それがいい!という、ちょっとマニアックなギアが好きな人に好まれてます♪


\薄く折りたためるので人気の風防/


アルコールストーブの使い方


私が買った当時はエバニューEBY255なんて凄いバーナーは無かったので、ロマンを感じるものを購入してます♪
\私はコレを使ってます/





真鍮で重いけど、風防までオールセット♪
で、実際の使い方を説明します。
たいらな場所を探す
途中でひっくり返したら大変なので、なるべく平たんで安定しそうな場所を探しましょう。


設定スタート
いい場所が見つかったら本体を出します。


上に置いてるフタは火力調整ふたです。


ちなみにパッキン付きの蓋もついてます♪


付属品の風防兼ゴトクを出します。




風防兼ゴトクを広げるとこんな感じ♪


組み立てたらこんな感じ♪


燃料を注ぐ
燃料はエタノールを使い、モノによっては2/3以上注ぐというのもあるので、説明書で確認しよう。


プラスでゴトクをセットします♪


\このゴトクを使ってます/


着火
着火したら、1分ほど炎は安定しないし目に見えにくいので火傷に気を付けましょう。


イムコのライターが着火しやすいです♪
▶アウトドア用ライターについては詳しくはコチラ







寒い時は炎をあてて燃料を温めないと着火できないです。
鍋をセット
こぼさないように鍋をセットしましょう。




熱効率バツグンのファイヤーメープルがオススメです♪
▶【湯沸かし最強クッカー】ファイヤーメープル
完成
お湯が沸いたら、コーヒーに使うもよし!ラーメンに使うもよし♪




\スティックタイプがオススメ♪/


コーヒーが冷めたら温め直しもできます♪







シェラカップを直火にかけると取手がかなり熱くなるので、工夫して持ちましょう💦
ラーメンも楽しむ~♪







アルスト最高~♪
おすすめの燃料缶(フューエルボトル)


どんな容量の燃料ボトルを持って行くかもアルストの醍醐味!
燃料は、安心して沢山使い人から、必要分を少量だけ持っていく人も居ます。自分のスタイルにピッタリのボトルを見つけてみましょう♪



迷った場合は、足りない方がこまるので、大容量にしよう♪
少量の燃料ボトル
エバニューの60mL燃料ボトル


IMCO(イムコ)の100mL燃料ボトル


バーゴの240mL燃料ボトル


大容量の燃料ボトル
OPTIMAS:オプティマス
【オプティマスの特徴】
・アルミ製(内部コーティング)
・ガソリンOK
・チャイルドロック:有
・携行中にキャップが緩まない
・300、530、890、1,300mL
緑と黒のカッコいいカラーリング。


trangia:トランギア
【トランギアの特徴】
・ポリエチレン製だけど頑丈
・倒してもこぼさなくて済む
・ガソリン厳禁
・漏斗いらずでランタンに注げる
・セーフティーバルブ搭載
・いちいちキャップを外さなくていい
・手につく程度の漏れがある
・300、500、1,000mL
「セーフティーバルブ」を回して解除すると、ボタンを押して注げます。


燃料&パウチセット


実際に私が使ってるアルストと燃料
ボクはこの、五徳と風防がセットになってるアルコールバーバーを使ってます。
- レトロな雰囲気が最高の真鍮製
- コンパクト!な五徳と風防付き
- 安くてコスパが高い!


【五徳(シェラカップ用)】
軽量コンパクトでシェラカップを温める様に必要♪


【アルコール燃料】


【燃料ボトル(フューエルボトル】
不意にキャップの外れないチャイルドロック機能が優秀、そしてカッコいい!


【ライター】


アルコールストーブをセットして、燃料に火を点けるためにライターが必要です!



ライターもお気に入りを探して、アルコールストーブと一緒にロマンを感じましょう♪
調理器具はファイヤーメイプル


シェラカップに水を入れてを温めたりもできますが、ボクはファイヤーメープルのMFC-217を使ってます。
ヒートエクスチェンジャーがついてるので、アルコールストーブの小さな火力でも最大限に生かして水を沸騰できるので、おすすめです♪
\低火力でもしっかり沸騰できるクッカー/


「ファイヤーメイプル」評判通りジェットボイルに迫るコスパ抜群クッカー
口コミ紹介
世の中のアルコールストーブファンの、声の一部を紹介します。
炎と燃焼する音が最高
アルコールバーナーって熱源だけではなく、酒のアテになる😄
— izuland (@izuland) February 24, 2023
🔥も良いけど、音が良い😍 pic.twitter.com/SLo894HfNW
プレヒーターが便利
『ヤエイダーのキャンプおマメ知識🏕️ 』
— キャンピング戦士ヤエイダー01 (@CAMPING_YAEIDER) January 4, 2023
激寒キャンプのアルコールバーナーの火力って、本燃焼が遅いよね〜🥺💦
僕が冬キャンプでいつも使っている、
trangia(トランギア) TR-B25用プリヒーター TR-FV21 を動画で紹介するよ🔥
これがあればどんなに寒くてもアルストがイッパツで本燃焼だ‼️💪🤩 pic.twitter.com/VSyCkOiGD7
素材によって燃焼効率が違う
ついでに…チタン製アルコールバーナーは熱伝導悪くて燃料が気化しにくいから真鍮の方がいいよ(^^)
— でんぱの貴公子TKD(超絶由芙推し) (@worldwide_y_tkd) April 7, 2017
高いけどRSRってとこのアルミ合金のとか最高ですよ!
アルコールは火が見えないので注意
そういえばアルコールバーナー使ってコーヒー飲もうとしてたんだ。クッカーの取手が熱くなってたのでキッチンペーパーで挟んで持ったのね。
— みあぽんⓂ️ (@miapom) February 18, 2023
火から離したのにすげー熱いから何かと思ったら手元燃えてたのよね。
アルコールバーナーは火が見えないからみんなは気をつけようね! pic.twitter.com/qaIKrDxdZp
炊飯もできます
アルスト炊飯(夏場の私の感覚)
— mado (@mado_pino) July 29, 2023
調整蓋無しでまず5分
その後調整蓋(これくらい閉じる)をいれて14分
ラスト外して強火で1分弱
その後逆さまにして蒸らす
バーナーパットを入れるとふっくら。無しだと外がやや堅めなイメージ
あとやっぱり100均のこの掴む奴万能#アルコールストーブ #キャンプ飯 pic.twitter.com/IekYmWDxfn
アルコールストーブの使い方
Q&A
- アルコールストーブってどんなバーナーなの?
-
アルコールストーブ(通称アルスト)は、アルコール燃料を使って火をおこす超軽量・コンパクトなアウトドア用バーナーです。使い方も簡単で、燃料を注いでライターで火をつけるだけ。構造がシンプルで壊れにくく、静かに燃える炎が魅力のギアです。
- アルコールストーブのメリットは?
-
①軽くて小さいので荷物が減る、②燃料の入手が簡単で補充も楽、③壊れにくくメンテナンス不要、④音が静かで雰囲気を壊さない、といったメリットがあります。ソロキャンプや登山の愛用者も多く、ミニマリストなギアとしても人気です。
- アルストのデメリットや注意点は?
-
風に弱くて火が安定しない・寒いと着火しにくい・火力調整がしにくい・火が見えにくくて火傷のリスクがある・突沸の危険性もある…など、使いこなすには少し慣れが必要です。風防の使用や燃料の種類の見極めが大切です。
- どんな燃料を使えばいいの?
-
主に「エタノール」と「メタノール」が使えますが、安全性を考えるとエタノールがおすすめです。ドラッグストアで手に入る消毒用エタノールIPが定番。メタノールは安価ですが毒性が高いため、使用には注意が必要です。
- 燃料はどれくらい持って行けばいいの?
-
アルコールストーブは、70mlの燃料で約25分ほど火が使えます。調理時間や人数に合わせて調整しましょう。
- 寒い場所でもアルストは使えるの?
-
気温が低いと着火しにくくなるので、事前に手で温めたり、プレヒーターやハクキンカイロを使うと着火しやすくなります。寒冷地で使うなら、事前準備をしっかりしましょう。
- アルストに必要な道具は?
-
基本的に必要なのは、①アルコールストーブ本体、②五徳、③風防、④燃料ボトル、⑤ライター、⑥クッカーです。風防付きセットや軽量ゴトクなどを選ぶと便利で安心です。
- おすすめのアルコールストーブは?
-
定番の「トランギア TR-B25」は信頼性バツグンで初心者にも人気。また、超軽量モデルを求めるなら「エバニュー チタンストーブ」が◎。風防や五徳付きのセットモデルもコスパが良く、初めての方におすすめです。
まとめ


小さくて軽いアルコールストーブ(アルスト)は、アウトドアの玄人に大人気!
見た目はシンプルだけど、使えば使うほど奥深く、育てがいのあるギアです♪
静かにゆらめく炎を眺めながら、コーヒーを淹れたり、ラーメンを作ったり。
そんな時間があるだけで、外で過ごすひとときがグッと豊かになります♪
風や寒さにはちょっとしたコツが必要だけど、それもまた“道具を楽しむ醍醐味”のひとつ!
きっとあなたも、一度使えば…その魅力にどっぷりハマっちゃうはずですよ♪
- 軽量&コンパクトで荷物が減らせる
- 構造がシンプルで壊れにくく、燃料の補充もカンタン
- 静かな燃焼音で雰囲気もバツグン
- 素材ごとに性能が違い、自分に合ったものを選べる
- ガス缶不要で、エタノールなら薬局でも手軽に買える
\風防セットのアルコールバーナー/


\コスパのいい燃料/
\オススメの燃料ボトル/


\燃料&パウチセットもあるよ〜/


\おすすめライター/
\-20℃でも使える様になるプリヒーター/


\低火力でもしっかり沸騰できるクッカー/


- アルコールストーブってどんなバーナーなの?
-
アルコールストーブ(通称アルスト)は、アルコール燃料を使って火をおこす超軽量・コンパクトなアウトドア用バーナーです。使い方も簡単で、燃料を注いでライターで火をつけるだけ。構造がシンプルで壊れにくく、静かに燃える炎が魅力のギアです。
- アルコールストーブのメリットは?
-
①軽くて小さいので荷物が減る、②燃料の入手が簡単で補充も楽、③壊れにくくメンテナンス不要、④音が静かで雰囲気を壊さない、といったメリットがあります。ソロキャンプや登山の愛用者も多く、ミニマリストなギアとしても人気です。
- アルストのデメリットや注意点は?
-
風に弱くて火が安定しない・寒いと着火しにくい・火力調整がしにくい・火が見えにくくて火傷のリスクがある・突沸の危険性もある…など、使いこなすには少し慣れが必要です。風防の使用や燃料の種類の見極めが大切です。
- どんな燃料を使えばいいの?
-
主に「エタノール」と「メタノール」が使えますが、安全性を考えるとエタノールがおすすめです。ドラッグストアで手に入る消毒用エタノールIPが定番。メタノールは安価ですが毒性が高いため、使用には注意が必要です。
- 燃料はどれくらい持って行けばいいの?
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アルコールストーブは、70mlの燃料で約25分ほど火が使えます。調理時間や人数に合わせて調整しましょう。小分けにできる燃料ボトルを使うと携帯しやすく便利です。
- 寒い場所でもアルストは使えるの?
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気温が低いと着火しにくくなるので、事前に手で温めたり、プレヒーターやハクキンカイロを使うと着火しやすくなります。寒冷地で使うなら、事前準備をしっかりしましょう。
- アルストに必要な道具は?
-
基本的に必要なのは、①アルコールストーブ本体、②五徳、③風防、④燃料ボトル、⑤ライター、⑥クッカーです。風防付きセットや軽量ゴトクなどを選ぶと便利で安心です。
- おすすめのアルコールストーブは?
-
定番の「トランギア TR-B25」は信頼性バツグンで初心者にも人気。また、超軽量モデルを求めるなら「エバニュー チタンストーブ」が◎。風防や五徳付きのセットモデルもコスパが良く、初めての方におすすめです。