アウトドアでサっとお湯を沸かしたいけど、「定番のジェットボイル」は高くて手がでません。
ジェットボイル意外にいいのはないものか。
有名ブランドで実績のあるクッカーはどれも高くて手がだしにくいです。
そこでこの記事では、コスパ最強で、異次元のスピードでお湯を沸かせるクッカー「ファイヤーメイプルFMC217」を紹介します。
費用をかけずに最強クラスの「湯沸かしクッカー」が欲しい!と悩んでる人はぜひ参考にしてください。
お湯を沸かしたあとは、ぜひアウトドアコーヒーも堪能してください。
ファイヤーメイプルFMC-217の紹介
友人と一緒に「デイキャン」したときにビックリしました。
友人のジェットボイルミニモよりファイヤーメイプルの方がお湯がはやく沸いたんです。
ファイヤーメープルFMC217はやっぱりコスパ抜群だと確信しました。
「FMC217」はファイヤーメイプル最初期のヒートエクスチェンジャー搭載クッカーで、使い勝手の良さに定評があるロングセラーモデルです。
スペック
モデル | FMC-217 |
鍋の素材 | ハードアノダイズ・アルミ |
取っ手の素材 | ステンレス、シリコン |
重量 | 268g |
サイズ(合体) | 直径129㎜、高さ155㎜ |
サイズ(大鍋) | 直径129㎜、高さ120㎜ |
サイズ(小鍋) | 直径129㎜、高さ60㎜ |
容量 | 大鍋0.9ℓ小鍋0.5ℓ |
本体の見た目
ただの無骨なアルミじゃなく「質感の高いグレー」にオレンジ色の取っ手がいいアクセントで見た目もGood。
ポーチとスタッキング
ロマンあふれるフリント式ライターも一緒に収納できます。
250サイズのOD缶と、SOTOウインドマスターSOD310がらくらく収納。専用のメッシュポーチに入れるとバラける心配もありません。
ファイヤーメイプルFMC217のメリット
コスパ最強!安っぽくなく、性能がとても良い
見た目がシンプルにカッコイイし、性能も抜群です。何より「異次元の沸騰力」で、寒い所でも素早くお湯が作れるのがありがたい。
最速でお湯が沸くヒートエクスチェンジャー搭載クッカー
どんなときでも「お湯が沸く時間」は短いほうがいいですよね。
このクッカーはヒートエクスチェンジャーという、炎の熱を逃がさず留めて増幅させる機能を備えてるので、あっという間にお湯が沸きます。
低燃費(燃料が節約できる)
お湯がすぐ沸くので、燃料をだらだら使わず済みます。
結果的に燃料の節約につながるので助かってます。
ハードアノダイズド加工で、割と焦げにくい
上の写真は「ゴリゴリ」に鶏肉とネギ塩チューブを炒めたあとに洗った写真です。普通のアルミだと無残なほど焦げ付くけど、このクッカーは意外と頑張ってくれてます。
しっかり油を熱したら、ある程度の炒め物も可能です。
(でも流石に炊飯と煮込み系は厳しいかな)
アルストでもお湯が沸かせる
液体燃料を「とぽとぽ」注ぎ、レトロな雰囲気を堪能できるアルコールストーブ。
通称アルストは火力が弱くお湯を沸かすのが苦手ですが、ファイヤーメープルのクッカーだとなんとか沸かしてくれます。
最速では沸かせませんが、ロマンを感じながらお湯を沸かせる選択肢があるのはうれしい。
ファイヤーメイプルFMC-217のデメリット
バーナーとの相性がある
「鍋底のヒートエクスチェンジャー」の外に炎がでる「広口バーナー」だと、能力が極端に弱まります。炎をヒートエクスチェンジャーの中に集中できるバーナーを選ぶ必要があります。
ざっくり計ると57㎜でした。
だいたいここら辺のバーナーがターゲットです。
メーカー | 型式・型番 | 重量 |
---|---|---|
SOTO (amazon) | SOD310 ウインドマスター | 87g |
スノーピーク (amazon) | ギガパワーストーブ地 | 90g |
蓋の閉まりがゆるく甘い
メイン(0.9ℓ)の大きい鍋の受け口が斜めになってます。斜めだから蓋がカチッと閉まりません。
気持ちのいい閉め心地ではありませんが、ほんの少しスキマがあく程度なので許容範囲。個性とおもって気楽に長く使ってます。
一酸化炭素中毒(テント内は禁止)
これはマジですが、テント内で使ったら命を落とします。
換気の悪い場所での使用は禁止です。
熱効率を上げるため「鍋底にヒートエクスチェンジャー」という蛇腹構造を採用。異次元の熱効率を生みますが、大量の一酸化炭素が発生します。
どのバーナーも基本は換気の悪い屋内は禁止ですが、「ヒートエクスチェンジャーがついてる道具」は特に禁止です。
『あ、ヤバイ』と思う前に体が動かなくなり、そのまま旅立ちます。
メモリがついてない
特にコーヒーを淹れるときにはメモリがあった方がありがたいのが本音。
鍋の内側にメモリがあったらかなり高ポイントだったけど、この鍋にはメモリが入ってないですね。
量りたいときは、「メモリ付きのシェラカップ」などを用意する必要があります。
最初は匂いがする(対策あり)
開封していきなり火にかけると「製造時の離型剤、固定剤」が焼けて臭い匂いがします。
購入時したら、洗剤でよく洗い、余力があれば大きな鍋に「米のとぎ汁」と「本体」を入れてしばらく沸騰させましょう。
僕は5分おきに本体をくるっと回転させて20分程煮込みました。
終わったら食器用洗剤で洗い流します。
まぇ本番は外で淹れるので実際そこまで気にはなりませんが。
まとめ
この記事では、お湯を爆速で沸かせるクッカーが欲しいけど「ジェットボイル」なんかは手が届かないと悩んでる人に、コスパ最強でジェットボイルと同等以上の沸騰力があるファイヤーメープル「FMC217」を紹介しました。
- コスパ最強で安っぽくない
- 爆速でお湯が沸かせるヒートエクスチェンジャー搭載モデル
- 燃料を節約できる
- アルミだけど意外と焦げつきにくい
- アルストでもお湯を沸かせる
- 細火のバーナーを選ぶ必要がある
- 蓋の閉まりが甘い
- 屋内厳禁(一酸化炭素中毒)
- メモリが付いてない
- 最初は匂いがする
安いし性能がいいので、「何でもブランドにこだわる人」でなければ、おすすめできるクッカーです。
お湯が沸かせるようになったら、ぜひアウトドアコーヒーも始めてみましょう。
おいしいコーヒーの淹れ方を紹介してるので、興味があれば覗いてください。