
こんにちわ、山コーヒーラバーのティピーコペです。
アウトドアで素早くお湯を沸かしたいし、調理もしたい。
こんな時は「ジェットボイルミニモ」がおすすめ。
登山用クッカーの中でもお湯を沸かす事にたけてるのが「ジェットボイル」シリーズですが、その中でも料理に特化したのがこの「ジェットボイルミニモ」なんです。
広く浅い形をしてるのでラーメンや煮込み料理が可能。
この記事では、寒い山頂の夜でも「省エネで瞬時にお湯がつくれ、ストレスなく調理ができるジェットボイルミニモを紹介します。
- 登山泊します♪
- 山コーヒー大好き♪
- 自分で自家焙煎してます♪
- 雑貨屋でコーヒーだしてます♪
あなたも素早くお湯を作り、快適なアウトドアを楽しみませんか♪
\早速チェック/
もくじ
ジェットボイルとは

“小さな火力で、最大の熱量”を追求して、手軽な調理を楽んでるアメリカのメーカーです。

6種類のジェットボイルを紹介(スペック比較)
ジェットボイルは全部で6種類あります。

- スタッシュ/最軽量コンパクト(\19,800)
- フラッシュ/最速沸騰(\16,830)
- ジップ/最安(\12,100)
- マイクロモ/ソロ用最強(\20,900)
- ミニモ/使い勝手最強(\22,000)
- スモー/大容量(\23,100)
スタッシュ(最軽量&コンパクト)

非寒冷地用バーナー
- サーモレギュレーターなし
- 着火装置あり
- 容量0.8ℓ
- ∅13cm×高さ11.2cm(収納時)
- 200g
- 0.5ℓを2’30で沸騰
- 出力1,134kcal/h
- 燃費???
最軽量200で1番コンパクトなモデルです。
0.5ℓの水を2分30秒で沸かせます。

フラッシュ(最速沸騰)

非寒冷地用バーナー
- サーモレギュレーターなし
- 着火装置あり
- 容量1.0ℓ
- φ10.4cm×高さ18cm(収納時)
- 371g
- 0.5ℓを100秒で沸騰
- 出力2269kcal/h
- 燃費139g/h
出力最大の高火力モデルで、最速でお湯が沸かせます。


ジップ(最安で機能を削いでる)
非寒冷地用バーナー
- サーモレギュレーターなし
- 着火装置なし
- 0.8ℓ
- φ10.4cm×高さ16.5cm(収納時)
- 340g
- 0.5ℓを2’30で沸騰
- 出力1,134kcal/h
- 燃費65g/h
コスパ重視で「着火装置」が無いので、別途ライターが必須です。


マイクロモ(-6℃適応のソロ用最強モデル)

寒冷地用バーナー👍
- サーモレギュレーターあり
- 着火装置あり
- 0.8ℓ
- φ10.4cm×高さ16.5cm(収納時)
- 340g
- 0.5ℓを2’20で沸騰
- 出力1,404kcal/h
- 燃費120g/h
ソロ用最強小型カップモデルで、取っ手は少し使いにくい布性です。

ソロで冬キャンまでする人向けだと思いますね♪

ミニモ(-6℃適応の広口浅型モデル)

寒冷地用バーナー👍
- サーモレギュレーターあり
- 着火装置あり
- 1.0ℓ
- φ12.7cm×高さ15.2cm(収納時)
- 415g
- 0.5ℓを2’20で沸騰
- 出力1,404kcal/h
- 燃費120g/h
広口浅型モデル(チキンラーメンは丸ごとOK)
取っ手が金属で、調理・食べる時に凄く持ちやすい♪


スモー(-6℃の最大容量モデル)

寒冷地用バーナー👍
- サーモレギュレーターあり
- 着火装置あり
- 1.8ℓ
- ∅12.5cm×高さ21cm(収納時)
- 453g
- 1ℓを4’45で沸騰
- 出力1,404kcal/h
- 燃費120g/h
グループ向けの大容量1.8ℓモデルです。


【ジェットボイル|ミニモ】のスペック紹介

- サーモレギュレーターあり
- 着火装置あり
- 容量1.0ℓ
- 重量415g(スタビライザーとゴトクを除く)
- 収納サイズ12.7×15.2㎝
- 沸騰時間0.5ℓで2’20で沸騰
- 出力1,404kcal/h
ジェットボイルの機能を残しつつ、料理が一番しやすい。コンパクトと調理の2つを重視したモデル。よく1~2人でアウトドアへ行く人にオススメ♪
【ジェットボイル|ミニモ】のおすすめポイント
寒さに強い(サーモレギュレーター)
ジェットボイルは寒さに強いモデルと弱いモデルがあり、ミニモは寒さに強いモデルです。
登山や気温の低いキャンプで使うなら、寒さに強いモデル(ミニモ・マイクロモ・スモー)を選びましょう♪
寒さに強いのは『サーモレギュレーター』というガスを調節する装置がついてるからです。
寒い環境や長時間の使用で燃料が気化せず使えなくなる一般的なバーナーと違い、サーモレギュレーターがあれば-6℃の寒さでも安定した火力を発揮します♪

節約できる!低燃費だけど爆速沸騰

超低燃費なのにハイパワー!
フラックスリング(ヒートエクスチェンジャー)と呼ばれる熱交換器が鍋底に付いてます。
これで2~3倍の熱効率が生まれ、少量のガスでも最速でお湯がつくれます。

ガスの消費量は、一般バーナーの約1/2♪

おしゃれなカバー(保温×火傷防止)

アルミクッカーの側面を熱伝導率の低いクロロプレンゴム製のカバーで覆ってます。
周囲の寒さを断熱してヒートロスを防ぎ、調理中もクッカーを素手で扱えます。

使い勝手の良いハンドル(折り畳み)

ハンドルは軽量ステンレスで、とても気に入りました。
凄く丈夫で、安定したコーヒードリップにも適してます。


転倒しづらい(バーナーと鍋が合体して安定)

「あるある」ですが、バーナーと鍋が別々だと転倒の危険があります。
転倒は非常に危ないし、テンションも急降下(^^;
ジェットボイルはバーナ―と鍋を固定するので、少々ななめでも、極めて倒れにくいです♪

余熱調理が可能(サーマルクッキング)

収納時にフラックスリングを守ってくれるボトムカバー(計量カップ)。
このカバーをセットすると、保温効果が増して余熱調理ができます。
ラーメンを入れてひと煮たちしたら火を止めて、プラスチックカバーをセットするといいでしょう。
カバーをする時は、鍋底のフラックスリングに当てない様に気をつけて取付けましょう!

とろ火(弱火)が安定

レギュレーターが装着されてるので、とろ火での調理が可能です。
普通のバーナーだと弱火が安定しないのでストレスがかかりますが、このミニモはストレスなく快適な調理が可能です。
蒸し料理も可能
フタを逆さにしてキャップをはめれば、簡単に蒸し料理もできます♪
1.水を注ぐ

2.フタを逆さに置く

3.チルドの肉まんを置く

(冷凍は、かなり時間かかる)
4.しっかりカップをはめて、点火して蒸す

5.お好みで5分ほど蒸す


肉まんなんか、乙なもんですね♪

夜食にもっていこいです♪
【ジェットボイル|ミニモ】の注意点

「風に強い」は嘘‼
ジェットボイルは風に強いとよく言われますが、そこまで強くないです。
突風なんかいつの間にか消えてます。「シューッ」っとガスだけ出てて怖いので、調理中は目を離さないように!

バーナー部分がSOTOのウインドマスターのような構造だったなら完璧でした。
よく風の吹く山頂や標高の高いキャンプ場で使うなら、風防を用意してた方が安心できます。
注ぎ口の湯切れは最悪

あまり期待してなかったですが、想像以上に悪い注ぎ口でした💦
注ぎ口というより、「排水口」と思った方が良さそうです(^^;

湯量が少なくて、沢山そそぐと少しは安定するけど、ドリップは厳しいですね。


「森乃雫」というアイテムでコーヒーを淹れると完璧です♪
オールインワンだけどゴトクだけスタッキング(収納)できない

おそらくこの「ミニモ」だけ、全部を収納できません。
紙一重でゴトクだけ入らない。
まぁしかし、ゴトクは飾りでほとんど使うコトはないので家で保管でしょうね♪
防災時に活用できるかもしれないので、しっかり保管しときましょう!
イグナイター(点火装置)が壊れやすい

バーナー全般で言えるコトですが、点火装置は信用しないコト!
壊れる可能性もあるし、気圧や気温が低いと火花が飛ばなくなります。
予備のライターも一緒に収納できるので、スペアとして必ず一緒に持って行きましょう♪
歯車を回して着火させる「フリント式」ライターが良いのですが、ボクはSOTOのガストーチを持っていってます♪笑

炒め物・空焚き禁止

水分の少ない食材や揚げ物は、過度に加熱されて大きく破損、やけどに繋がります。
基本的には煮物系の料理をつくりましょう。
空焚きも危険です。
蒸し料理中、火力が強すぎていつの間にかお湯が減って空焚きし、損傷しました。
蒸し料理は美味しいけど、少し多めに水をいれましょう。


製造プレートは「保証書」捨てないように
【ジェットボイル|ミニモ】のスタッキング(収納)

水分が残ってるとバーナーが錆びるので、しっかり拭くかビニールに包みましょう。
1.バーナーのつまみを折りたたむ

2.バーナーとOD缶(アウトドアのミニガスボンベ)合わせる

3.付属の袋へ入れる

4.クッカーへ入れる

クッカー内を傷から守る為に、袋に入れた方が良いでしょう。水分が気になるなら、ビニールに入れて、この袋へ入れましょう♪

5.ボトムカバー(計量カップ)をセット


5.フタにスタビライザーをセット

6.フタをセットで完成

【ジェットボイル|ミニモ】の使い方

1.パーツを取り出す

2.OD缶にバーナーを回して取り付ける


2.OD缶にスタビライザーを取り付ける



3.ボトムカバー(計量カップ)を外す


4.水を適量注いでフタを閉める

今回のチキンラーメンは400mLなので、200mL目盛×2杯注いでフタをします♪
5.鍋を置く前に着火する

点火前にカップの底にガスが充満するコトを防ぎます。

6.ボッチを確認して、鍋をバーナーに取り付ける
ガス切れだったので、大容量ガスに変えました💦



7.沸騰したら、バーナーを外しボトムカバー(軽量カップ)をはめる


これで余熱力があがります♪
8.ラーメン&卵ドン!



9.フタを閉めて3分で完成


くぅー!うんまい!!

黄身と麺のコラボ・・・しあわせ♪

キャンプの時くらい、スープものみます♪最後に麺が残ってたらしあわせを感じてしまう♪笑
10.清掃は、お尻ふき


油分もスッキリ♪

ビニール袋へ入れて持ってかえります♪


【ジェットボイルミニモ】の口コミレビュー
鋭意テストちう。家でコーヒー入れるのも、ジェットボイルミニモです。 pic.twitter.com/G8r8RkE1lx
— ホーボージュン (@hobojun) April 4, 2015

3年前から使っているジェットボイルミニモ🍙🍙
— 剱人 (@JJQDq8KCSvMaqo1) June 27, 2020
登山でもキャンプでも大活躍だ!
私は数多くある柄の中でもこの柄が好きだ^_^
燃料消費量も少なく、熱伝導率も高い。
買って後悔していない道具の一つです^_^ pic.twitter.com/2aSzOysxoa

都内は最高気温27℃‼️暑いなあ🥵
— 松本 愛 (@aichanoutdoor) May 14, 2021
去年12月のテン泊が懐かしい☃️
谷川岳、-8℃. 避難小屋横に4張.
ジェットボイルミニモのクッカー
マイクロレギュレーター搭載
何度かカチカチしたら使えた。#谷川岳 #雪山 #ジェットボイル pic.twitter.com/TX5KOWf3Z7

10月5日からの剱岳&立山登山で使う道具で新たにジェットボイルのミニモを購入。スタンダードなジェットボイルとは違い、弱火も出来たりマイナス6度の環境でも火力を発揮出来るみたい。今後、私の登山はこのジェットボイルミニモを主力として使う。 pic.twitter.com/aQPl2r059r
— 登山者 Mountain climber (@jq2mxh) October 2, 2015

10月5日からの剱岳&立山登山で使う道具で新たにジェットボイルのミニモを購入。スタンダードなジェットボイルとは違い、弱火も出来たりマイナス6度の環境でも火力を発揮出来るみたい。今後、私の登山はこのジェットボイルミニモを主力として使う。 pic.twitter.com/aQPl2r059r
— 登山者 Mountain climber (@jq2mxh) October 2, 2015

まとめ

よく1人~2人で山やフィールド、はたまた庭キャンをする人は、ジェットボイルの「ミニモ」がオススメです♪
その理由として・・・
- 程よい容量の1ℓ
- レギュレーターを搭載
- とろ火OKでストレスフリー調理
- -6℃の極寒でも安定した火力
- 浅く広いので、作りやすい、食べやすい、片しやすい

最後に
いかがでしたか?
今回は、1人~2人用の便利なバーナー&鍋セットのジェットボイル「ミニモ」を紹介しました。
もし1人用が良いという人は、ジェットボイル「マイクロモ」というモデルもありますが、SOTOの「ウインドマスター」というバーナーも検討する余地があるので、1度調べてみるコトをオススメします♪


