「家庭でプロ級のミルを使いたい」
「富士ローヤルのみるっこが気になる」
レトロな形と確かな実力で、昔から人気のみるっこ。人気はあるけど、実際はどんなミルなのか、気になりませんか?
この記事では、みるっこの特徴、メリットやデメリットから、微粉の飛散を抑える方法などを余すことなく紹介してます。
\圧倒的なプロ仕様の電動ミル/
\え、この色!かっこよくない!?/
「free design別注モデル」
超かっこいい!
今から買う人はこの選択肢があるの羨ましい!泣
チェックポイント
ちなみにコーヒー豆は、定期便のポストコーヒーを活用してます。
フジローヤル-みるっこ(R-220)とは?
フジローヤルのみるっこは、家庭用最高峰の電動ミルとして1989年に君臨。
『ちょっと高いけど、買ってよかった!』と評価の高いコーヒーミルで、その型番はR-220。10万円オーバーの業務用コーヒーミル「R-440」の性能をそのままコンパクト化したモデルということで、家庭用として最強と言われてます。
\ベースになってるミルがコチラ♪/
「みるっこ」の特徴・メリット
みるっこは、プロも使ってるコーヒーミルです。値段が高いだけあって、本当に素晴らしい特徴をもってます。
- 粉砕スピードが爆速
- 挽き具合が完璧
- 分解、メンテナンス、サポートがよく、頑丈で長持ち
粉砕スピードが爆速
(動画で、挽く速さを確認できます)
小型だけど超絶にパワフルなモーターを使ってるので、一瞬にして挽き終えます。
今話題の次世代型コーヒーミルの中でも群を抜いた粉砕スピード。「VariaのVS3」や「カリタのネクストG」などの高性能ミルがある中でも、
挽き具合が完璧
みるっこはコーヒー豆を均一的にすりつぶす様に挽いてくれるので、濃密なコーヒーが堪能できます。
これが最大級のメリットですね。
みるっこならではの、トロっとしたコーヒーが味わえます。
結果、できたコーヒーは濃厚な甘いコーヒーになる特徴があります。
ちなみに今流行ってる次世代型の高級ミルは、豆をスパッと鋭利に切るので、みるっことは真逆でスッキリとした、クリーンでキレのあるコーヒーになります。
ホッパーが大きいので大量に挽ける
喫茶店に置いてるような大きいホッパーがついてるので、1回で200gのコーヒー豆が30秒で挽けます。
家庭でそこまで挽くことはないけど、誰かに挽いてあげる時なんかには便利です。
分解・清掃・メンテナンス・アフターサポート性がよく、頑丈で長持ちする
↑(清掃方法をチェック)↑
みるっこはシンプルな造りで頑丈なので、維持管理がとても簡単です。
古き良き時代に開発された電動ミルなので、そもそも壊れにくいんですよね。その上で、分解も清掃もサッとできて、もし壊れた時だって部品だけの販売もしてるので、とても安心して使えます。
購入1年以内だと無料保障があるし、1年を超えても有償ですが、日本の安心したサービスが受けられます。
グリス(アドニール)も自分で差せるので長年使える
「グリス差しなんて難しい!」と思うかもしれないけど、やってみると意外と簡単だし、「みるっこを大事に育ててる感」が芽生えて、気持ちいいですよ♪
2,420円+送料1,000円
「みるっこ」の注意点、デメリット
とても素晴らしいみるっこですが、デメリットもいくつかあるので確認しておきましょう。
- クリーンカップには工夫が必要
- 挽く音がすこしうるさい
- エスプレッソには非対応
- 微粉の飛散がすごい(対応策あり)
みるっこでクリーンカップは工夫が必要
クリーンカップとは、透明度のつよい、とてもすっきりとクリアなコーヒー。
みるっこは豆をすりつぶすように挽くので、たくさんのコーヒーエキスを抽出します。その結果濃厚でとろっとしたコーヒーがだせるので、クリーンカップを淹れるのには不向きです。
みるっこでクリーンカップを淹れるならば!
- 微粉を除去する
- 粗めに挽いた豆をたくさん使う
これでクリーンカップがドリップできます。
具体的にいうと、挽き目を8~9の中粗挽きに設定して、パウダーコントロールで微粉を除去し、通常より多めのコーヒー豆を使って短時間で抽出しましょう。
あまりの美味しさに飛ぶと思います。
\おすすめのパウダーコントロール/
みるっこは、音が少しうるさい(夜間はご近所トラブルの可能性)
みるっこは静か!なんて言われますが、そこまで静かではありません。騒音ではないケド、静かでもないレベルです。
ちょっとうるさいレベルで、挽く時間も6秒なので日常使いには大丈夫そうですが、深夜のアパートでは厳しいでしょう。
みるっこは極細挽き(エスプレッソ)に対応してない
みるっこは極細挽きができないので、エスプレッソには対応してません。
エスプレッソに対応してるみるっこ(カット刃ver)もあるけど、ドリップ帯の挽き具合が微妙だし、そうなってくると次世代型の電動ミル。例えば「VariaのVS3」の購入がおすすめです。
みるっこは微粉の飛散がすごい(対応策は後述)
みるっこ買って少したちますが静電気はんぱない。 pic.twitter.com/35VsO6R0ty
— MARU COFFEE ROASTER (@km0705_) August 6, 2022
みるっこは超絶にハイパワーなモーターを使ってると、粉を粉砕して出口にでるまでの距離が短すぎるので、かなりの微粉が舞い散ります。
これが毎回だと掃除も大変ですよね。でも対応策がいくつかあって、簡単に収まるので、みるっこを買う人は絶対に読んでくださいね。
「みるっこ」静電気対策で飛散ゼロ
普通に電動ミルを使うと微粉が飛散するので、対策方法を紹介します。
- パウダーコレクター
- 受け缶
この2つを準備しましょう!
粉の吐出口の延長「アタッチメント」
これは本当おすすめ!買わない人は勿体なすぎるアイテムです。
コーヒーサクラさんが開発した「パウダーコレクター」。ありそうで無かった神アイテム。マジ天才です。
粉の飛散がほとんど無くなる!
おはよーございます😁
— やま@豆渋滞沼 (@yama666zaki) March 4, 2023
みるっこの飛び散り防止対策 愛知県のコーヒーサクラさんオリジナル
((=゚Д゚=)ノパウダーコレクター
買って2週間ぐらい使ってみたけど これめちゃくちゃ良いわぁ😁
みるっこ唯一の弱点クリアできた!ほぼ飛び散らない👍#みるっこ #おうちカフェ #みるっこ静電気対策 pic.twitter.com/G0yvbHkbHm
なかなかやりおるぞコレ pic.twitter.com/aLu8BVnzmW
— シロイ・ノワールKC (@7YnR5Cs3ZOz8opE) March 8, 2023
微粉の飛散の9割が解決!
出口のサイズにピッタリな「受け缶」を使う
受け缶を粉の吐出口に近づけると、微粉の飛散を減らせます。
最近は「粉ふるい」が内蔵されてるのが安価であったりもします。
粉の飛散対策は「パウダーコレクター」と「受け缶」だけで97%解決できます!
この2つだけで解決しますが、それでも物足りない、もっと突き詰めたいという人は、アースやステラ処理を検討してみましょう。
アースの設置で、みるっこの静電気対策
静電気をためず、キレイにアースへ流せれば静電気はグンと減ります。
これはYouTube「ケンケンちゃんねる」さんで知った情報で、かなり難易度が高いですが、こだわりたい人はココまでやってみてもいいかもです。
ステアをする(豆に水をつけて混ぜる)
コーヒ豆は乾燥してるから静電気が発生します。
乾燥を抑えるために、スプーンに水をつけて豆をかき混ぜる。そうすることで、静電気は減って微粉の飛散が激減する。これがコーヒーのステアという考え方です。
実際はスプーンに水をつけて混ぜたり、スプレーでシュッと吹きかけたりといった感じで水分をふくませます。
「みるっこ」の評判や口コミ、レビューも参考に
発売当初から根強い人気で、多くのコーヒ―ラバーが使ってる。そんなみるっこの口コミやレビューを紹介していきます。
トモヤの珈琲塾さんのレビュー
・速度が速い(30g10秒)
・粒度の均一性がいい
・歯の形状(すり潰す)が最適
・メッシュの幅が広い
一枚上手の電動ミル
おはようございます。
— 美味しいドリップコーヒーをお届けするキッチンカー(Goshen Cafe) (@taka_goshen) September 21, 2022
気持ちの良い秋の朝ですね。
久しぶりに #ナイスカットミル (初代)ではなく #みるっこ でドリップしました。
やはり、微粉の少なさ、コーヒーの透明感では、やはりみるっこが一枚上手かな☕️#スペシャルティコーヒー を最大限に楽しむなら #みるっこ が良い✨ pic.twitter.com/PYeIyDEJq4
挽き目がすごい均一
どうでしょうこの粒の揃い具合は!
— マスタッシュコーヒー (@mustachecoffee_) August 23, 2019
これが4.6万で一生ものなんですから驚きです。やどりばさんでのコーヒー会でも他社製コーヒーミルとの飲み比べが一番反響があった気がします。#みるっこ #r-220 pic.twitter.com/SG7d7259BL
コーヒー系に限らずだけど。
でもみるっこがやっぱり最高です!
なかなかの均一具合ですね~♪
「みるっこ」が向いてる人
こさて、みるっこについて色んなことを書いてきましたが、「じゃあ結局自分にみるっこは向いてるのか?」という人は、コチラを参考にしてください。
- 家で喫茶店クラスのコーヒーを淹れたい人
- とろみのあるコーヒーが飲みたい人
- ストレスなく爆速でコーヒーを挽きたい人
- 多少うるさくても大丈夫な環境、時間帯に使う人
「みるっこ」が向いてない人
逆にコチラが「みるっこ」を買うと後悔するよ!となる可能性のある人です。
- 騒音がすご~く気になる人
- 簡単にスッキリなクリーンカップを飲みたい人
- ハイセンスで最先端、人気のミルが欲しい人
- エスプレッソを検討してる、淹れてる人
「みるっこ」の基本的な使い方
- 豆をホッパーに入れる
- 粒度を調整(7.5~8.5がオススメ)
- 出口に受け缶をセットする
- 電源を「ON」
- ダンパー(ストッパー)を外す
ちなみに、コーヒー豆はポストコーヒーがおすすめです。いろんな国のコーヒーが定期的に届くしので、ワクワクなコーヒーライフがおくれます。
(しかも初回はたったの500円で買えちゃうという)
「みるっこ」のスペック紹介
みるっこのスペック | スタンダード (おすすめ) | DX |
---|---|---|
ミル刃 | フラット(臼刃) | フラット(カット刃) |
用途 | ✖エスプレッソ ◎ドリップ ◎コーヒープレス | ◎エスプレッソ △ドリップ △コーヒープレス |
味わい | 濃密 | スッキリ |
粉砕性能 | ・毎分400g ・均一性が高い ・微粉が多い | ・毎分400g ・均一性が低い ・微粉が少ない |
サイズ | W130×D240×H362 | W130×D240×H362 |
重量 | 4.6kg | 4.6kg |
ホッパー容量 | 200g | 200g |
電源 | AC100V(50 / 60Hz) | AC100V(50 / 60Hz) |
消費電力 | 130W | 130W |
「みるっこ」スタンダードとDXの詳しい違い
「みるっこ」には“スタンダード”と“DX”の2タイプありますが、スタンダードを選びましょう!
性能や用途がまったく違うので、購入する際は注意してください。
ちなみに、AmazonではみるっこDX(スタンダード)という、「どっちなの?」という商品名になってます。そういう時は、説明欄などで判断をしてください。
臼刃が搭載されてたらスタンダードです。
「スタンダード」はドリップに最適な臼刃
みるっこのスタンダードタイプは、臼刃ですりつぶす様に、均一的に挽けるので「ハンドドリップ」に最適です。
また極細で挽けないのでエスプレッソには使えません。エスプレッソが目当ての人は別のミルを選びましょう。
「DX」はエスプレッソに最適なカット臼
「みるっこ」のDXタイプは、カット刃で豆をスッパリと切り刻んでいくミルです。
エスプレッソ対応で、極細挽き~中粗挽きまで挽けますが、ドリップには不向きです。なぜならドリップ帯の挽き目にすると均一性のない微妙な挽き目になっちゃうから。
均一性がまったく取れてないと、へんてこな味になります。だからドリップをメインで淹れるならスタンダードタイプを選びましょう。
「比較」VarisのVS3などの高性能グラインダー
比較 | ||||
商品名 | みるっこ | VS3 | Lagom mini | ネクストG |
メーカー | フジローヤル | Varia | Option-O | カリタ |
価格 | 約55,000円 | 53,000円 | 65,000円 | 49,000円 |
味 | やや雑味があるが なめらか | 雑味なし | 雑味なし | 味が薄い |
ホッパー容量 | 200g | 30g | 35g | 60g |
粉砕速度 20g | 6秒代 | 23秒代 | 21秒代 | 38秒代 |
粉砕音 | ややうるさい | 静か | 静か | ややうるさい |
静電気 | 予防策をすれば OK | 出口にすこし付着 | 出口にすこし付着 | 飛び散らない |
おすすめ度 | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (1 / 5.0) |
販売先 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品名 | みるっこ | VS3 | Lagom mini | ネクストG |
限定カラーもあるよ
みるっこは通常「赤、黒、黄色」3色展開ですが、いろんなショップさんから限定カラーがでてるので、参考にしてください。
赤(レット)
黒(ブラック)
黄(イエロー)
free design別注限定カラー(スレートグレー)
まとめ
家でおいしいコーヒーが飲みたくて、性能のいいミルを探してる人には、みるっこがオススメです。
みるっこがあると、幅広いコーヒーが淹れれるし、みるっこ特融の濃厚なとろみのあるコーヒーが家庭で堪能できます。
ただ、注意点があるので気を付けてください。
- スタンダードとDXがあるが、絶対スタンダードがオススメ
- そのまま使うと粉の飛散がヤバい
- クリアなコーヒーを淹れるにはコツがいる
- エスプレッソには非対応
- すこしだけうるさい
ここにあげた注意点に引っかかる人は、もう1度本文を読み直して検討してみてください。
とは言えやっぱり家庭用最強クラスの電動ミルなので、気になってる人はぜひ手にいれて欲しいです。
\人気のカラーが新登場!/