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【失敗知らず!】おいしいハンドドリップコーヒーの淹れ方を徹底解説

「ドリップのやり方がわからない」
「とりあえず10円玉を描けばいいの?」

ドリップをしようと道具は揃えたものの、ちゃんとしたドリップのやり方がわからないと困ってませんか?

ティピーコペ
一応、ネットや動画を見てみたけど、いろんな淹れ方があるので、結局なにがいいか分からないですよね。

この記事では、お湯の温度調整と計量をおこなった、【極意】ハンドドリップの淹れ方を紹介します。

まだ温度調節だったり、計量するスケールなどのコーヒーアイテムを持ってない人は、まずはコチラの記事を参考にしてください。

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ドリッパーは1杯用の円錐型

ドリッパーには色んな種類がありますが、ここでは円錐ドリッパーを推奨してます。ちなみに私が愛用してるのはフラワードリッパー(トライタン素材)

円錐ドリッパーを推してる理由は、抽出スピードが速いから。素早く抽出することで、舌がピリピリするような雑味成分の抽出を抑えられます。

イメージとしては、コーヒーのおいしい成分だけをサッと抽出する感じ。

ポイントブロックタイトル

円錐ドリッパーは、抽出が速い!

分量は1:15|粉15gにお湯230mL

コーヒー粉とお湯の割合は「1:15」にしましょう。ただし、中途半端な端数は四捨五入してOK!

ということで、ここで紹介してるレシピがコチラ

  • コーヒー粉:15g
  • お湯:230mL

とは言え、コーヒー豆によっては薄くなったり、濃くなったりもあるでしょう。ここで言う1:15はあくまでも目安なので、淹れてみたコーヒーの味をみて、微妙だと思ったときは調整あるのみ。

例えばこういった具合です。

  • 味が薄い…次は1:14にしてみよう
  • 味が濃い…次は1:16かな

ちなみに味が濃い場合は、すこし白湯を足してあげると美味しくなります。

ティピーコペ
しっかり計測するためには、コーヒースケールが必須です。美味しいコーヒーには欠かせないので、まだ持ってない人はタイムモアのコーヒースケールがコスパ最強でおすすめ。

コーヒー豆の挽き目(メッシュ)は中粗挽き

コーヒー豆は中粗挽きに設定しましょう。ちなみにですが、この写真は電動ミル「みるっこ」の8番で挽いてます。

粉の粒度を大きくするメリットは、フィルターの目詰まりを無くせること。結果的に、口に残る嫌な雑味を減らせます。

中粗挽きで、上品なコーヒーを淹れましょう。

【お湯の温度】基本は85℃

お湯の温度は基本85℃で淹れましょう。85℃が色んなコーヒー豆に対応しやすい無難な温度。ちなみに温度管理は山善の電気ケトルに任せてます。コスパ最強だしスリムで場所とらないからオススメ~。

(本題に戻る!)

ドリップする温度が高いと、雑味を含んだコーヒー成分が抽出されます。この、雑味の抽出を抑えるために、お湯の温度を下げてる訳です。

しかし、逆に低すぎると、どうなるか。今度は薄すぎたり、何かモヤっとした未抽出コーヒーになります。

高すぎず、低すぎない。その丁度いい温度が85℃

もう1歩ふみ込むと、コーヒーの焙煎度によって温度を変えると、もう完璧。ざっくり下記の温度を参考にしてください。

  • 基本の温度:85℃
    (わからない場合も85℃)
  • 浅煎りの豆:90℃
  • 深煎りの豆:80℃

お湯の温度は思ってる以上にとても重要。まだ温度コントロールのできるポットを持ってない人は、こちらの記事を参考にしてください。

【蒸らし】は30秒で固定

コーヒーは30秒間蒸らしましょう。蒸らしのポイントは、“少量のお湯”で粉全体を湿らせること。そうすることで、短時間の本ドリップでも、しっかりコーヒーエキスを抽出できます。

もし蒸らしをしないままドリップをすると、“未抽出”で濃い麦茶みたいなコーヒーになります。

逆に蒸らし過ぎると、今度は“過抽出”で、えぐみの残るコーヒーに。

丁度いい時間がだいたい30秒です。

コーヒー粉の微細な細胞に“お湯を浸透させるイメージ。

ティピーコペ
抽出の邪魔になる炭酸ガスも、外に逃がしてあげられます♪

ドリップは5投で抽出

蒸らしもあわせて、ドリップは5投で抽出しましょう。

これはビックリな話しですが。実はコーヒーって、お湯に触れてる時間よりも、ドリップで下に引っ張られてる時のほうがエキスが抽出されます。

何が言いたいか。1投より5投のほうが、効率的にコーヒーエキスを抽出できるという事。

ティピーコペ
1投だと1回しか下に引っ張られないけど、5投なら5回引っ張られてますからね。

だから5投でしっかりドリップしましょう。

投数投湯量時間
1投目
(蒸らし)
30mL30秒
2投目110mL自由に
3投目150mL自由に
4投目190mL自由に
5投目230mL3分以内に
終了

細かい時間を書きたかったけど、パニックになるかな~って思ったから、あえて書きません。

ティピーコペ
「コーヒードームが水平よりすこし沈んだらドリップ」など、いろいろ試してみてね♪

ドリップの注ぎ方

ハンドドリップの注ぎ方は、とっても複雑。粉の攪拌を意識しましょう。

(攪拌するほど、抽出力が上がる)

“深煎り豆”の場合は抽出効率が高いので、攪拌しないように優しく10円玉のドリップを。

“浅煎り豆”になると、抽出効率がとても低いので、ぐるぐると粉全体を攪拌させるように、お湯を回しいれましょう。中心からスタートしてフチまで行き、また中心へ戻るイメージ。

【ドリップ時間】は3分以内が目安

ドリップは3分以内で終了しましょう。

3分以上ドリップしてると、“じわじわ”雑味がでてきます。では、3分超えそうな時はどうするか?そんな時はドリップを終了して、足りない分は白湯を注ぎましょう。

勿体ないと思うでしょうが、大丈夫です。どうせ3分後の抽出液には、うま味は入ってませんから。

一気に大人数分ドリップしてるとかで、3分以上かかる場合はMAXでも5分以内にドリップを終了してあげましょう。

抽出が終わったら攪拌

抽出が終わってドリッパーを外したら、コーヒーを攪拌してください。くるくるまわしてもいいけど、スプーンで縦に混ぜると間違いないです。

攪拌しないままコーヒーを飲むと、最初は薄くて最後は濃くてと、カップ内の濃度がバラバラで残念なコーヒーになります。

せっかく丁寧に淹れたコーヒーなので、最後はキッチリと完成させてあげましょう

淹れ終わったら、読書と一緒にコーヒーを…。

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